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セラミック

ガラスセラミック修復

二ケイ酸リチウム含有ガラスセラミックスは接着操作が非常にシビアです。

①支台歯の汚染の除去(ヨードにて汚染の可視化とポリッシング)

②ラバーダム防湿(内容によって前後する場合あり)

③エッチング(エナメル質ーリン酸エッチング、象牙質ークエン酸エッチング、二ケイ酸リチウムーフッ酸エッチング)

④プライマー処理

⑤セメンティング

⑥セメントアウト

このすべてのステップを踏まずに行うと、処置中及び術後にセラミックの破折や脱離、二次う蝕の誘発の可能性が上昇します。

その上、術後に接着操作が十分に起きているか確かめる手段はありません。

大変精密な支台歯形成と操作が求められます。