Blog
ブログ
パラレルミリングデンチャー(Milling denture)で笑顔と美味しい食事を!
歯が無くなった際に
治療方法は義歯・インプラント・ブリッジ・歯の移植
の4通りがあります。
個人的には歯が無くなった際は、可能であれば歯の移植がファーストチョイスで、
セカンドチョイスがインプラントです。
しかし、治療費や身体の状態からそれらが選択できない時は
義歯となる場合が多いですが
その際、重要となる治療計画において考慮する必要があるのが
残せる歯の選定と義歯の設計です。
これを間違ってしまうと
義歯は残った歯と歯茎に咬む力を分散させるので
短命な義歯になってしまいます。
本症例は
・見た目が気になる
・歯が無くなって噛めない
・上手く喋れない
・息が抜ける
・入れ歯が合わない
・虫歯がいたい
など審美的機能的に問題が発生していたので義歯によって治療を行いました。


治療期間(約6ヶ月)の内、8割を残った歯の治療(前処置)に費やし
最終的にクランウンブリッジにミリングデンチャーを設計し維持力安定と、
口蓋にはシュパルテ(大連結子)で応力分布と装着感の改善に配慮した義歯を設計しました。


ミリング部位において
支台歯と小連結子の間は可能な限り窓開けを施し
自浄性に配慮します。

術後は、最初義歯の取り外しに苦労したものの
噛めないものがないほど食事は充実し、笑顔も戻って体力と体重も増加しているとのことです。
監修者情報
諸隈歯科医院
院長・歯学博士
諸隈 正和
Masakazu Morokuma / DDS PhD
- 略歴
- 日本大学歯学部卒業。同大学大学院歯学研究科修了後、専修医を経て2014年より諸隈歯科医院に勤務。2017年院長就任。再生医療認定医。千葉市稲毛区黒砂にて地域診療に従事。
- 専門分野
- インプラント、補綴治療(被せ物・入れ歯)、咬み合わせ、根管治療、矯正歯科など、機能回復を重視した総合歯科治療。顕微鏡やデジタル印象などの設備体制のもと、再治療を繰り返さない治療を目指す。
- 資格・所属
- 日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医/日本口腔インプラント学会 /日本歯内療法学会 ほか。日本再生医療学会 再生医療認定医 2016年取得。
- 診療方針
- 「できる限り歯を残すこと」「しっかり噛める状態を回復すること」「その場しのぎで終わらせないこと」を大切にしています。初診時の説明から治療後のメンテナンスまで一貫して向き合い、長期的に安定する治療計画を重視しています。
- 患者様へのメッセージ
- 本ブログでは、千葉市・西千葉・みどり台周辺で歯科医院をお探しの方を中心に、診療現場で実際に多いご相談内容をもとに、治療の選択肢やそれぞれの利点・注意点を整理しています。専門的な内容も、できるだけわかりやすく、誇張なくお伝えすることを心がけています。「本当にこの治療でよいのか」「他の方法はないのか」と迷われた際は、一人で抱え込まずご相談ください。地域のかかりつけ歯科として、丁寧な説明と納得のうえで治療を選んでいただくことを大切にしています。
