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歯内療法

破折ファイル除去 - broken file remove –

長年体内に置かれた破折ファイルの除去が

根尖病巣の原因となりこの度治療が必要となりました。

 

この方、自分が大学病院勤務時代から診ている患者さんで、

初診時から破折ファイルを認めていたのですが根尖に透過像や症状を認めなかったため

ずっと経過観察となっていました。

前歯の再治療が必要となり、合わせて破折ファイル除去を行うこととなりました。

おそらくリーマーだと思われますが

長さ2.0mm弱で半分が混戦から飛び出しています。

ガッタパーチャポイントを超音波にて顕微鏡下で除去していくと

破折ファイルを認めます。

ストレートな根管なので除去までは30分程度で終えることができました。

根管内を十分に洗浄し、根管充填を行いました。

今後の治療は、土台を立ててセラミックを予定しています。

 

ちなみに自分の中での考えでは破折ファイルは、感染や炎症を認めなければ絶対除去しなければならないものではありません。

ただ、治療用の器具が体内にあることは気持ち良くないので

発見した場合は除去する様に努めています。

監修者情報

諸隈歯科医院
院長・歯学博士

諸隈 正和 Masakazu Morokuma / DDS PhD
略歴
日本大学歯学部卒業。同大学大学院歯学研究科修了後、専修医を経て2014年より諸隈歯科医院に勤務。2017年院長就任。再生医療認定医。千葉市稲毛区黒砂にて地域診療に従事。
専門分野
インプラント、補綴治療(被せ物・入れ歯)、咬み合わせ、根管治療、矯正歯科など、機能回復を重視した総合歯科治療。顕微鏡やデジタル印象などの設備体制のもと、再治療を繰り返さない治療を目指す。
資格・所属
日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医/日本口腔インプラント学会 /日本歯内療法学会 ほか。日本再生医療学会 再生医療認定医 2016年取得。
診療方針
「できる限り歯を残すこと」「しっかり噛める状態を回復すること」「その場しのぎで終わらせないこと」を大切にしています。初診時の説明から治療後のメンテナンスまで一貫して向き合い、長期的に安定する治療計画を重視しています。
患者様へのメッセージ
本ブログでは、千葉市・西千葉・みどり台周辺で歯科医院をお探しの方を中心に、診療現場で実際に多いご相談内容をもとに、治療の選択肢やそれぞれの利点・注意点を整理しています。専門的な内容も、できるだけわかりやすく、誇張なくお伝えすることを心がけています。「本当にこの治療でよいのか」「他の方法はないのか」と迷われた際は、一人で抱え込まずご相談ください。地域のかかりつけ歯科として、丁寧な説明と納得のうえで治療を選んでいただくことを大切にしています。