Blog
ブログ
噛み合わせから歯周病と糖尿病の関係を改善する
ある雑誌で糖尿病と歯周病の関係について特集が組まれていました。
昔から糖尿病と歯周病には相関関係があることは知られており
歯周病の改善は糖尿病の悪化を防ぐということです。

では、それに対して歯科からできるアプローチは
歯周病治療だけなのかとなると
答えはNOです。
歯周病は歯ブラシをきちんと行って、定期的な歯科を受診すれば
ある程度コントロールできますが
噛み合わせ由来の歯周病(咬合性外傷)は噛み合わせを改善しないと治りませんし
これは定期的なメインテナンスで改善することは困難なことが多いです。
噛み合わせの悪化を放置すると
食べにくさから
食物形態が硬いものから柔らかいものへ移行し
それによる栄養摂取の偏向は、糖質の摂取過多となり
その結果、筋力の低下を招いたりや糖尿病予備軍への一歩へとつながるリスクがあります。
噛み合わせは主に
顎関節
咬合(歯同士の接触)
の2つが調和して機能することで正常に機能します

顎関節は、体の中のあらゆる関節の中で唯一左右連動して動く特殊な関節です。
咬合を支える歯は非常に繊細な知覚を持ち、1000分の1mmの異物による違和感も検知します。
しかし、顎関節は歯とは異なり視覚的に異常を判断することが不可能ですし
1000分の1mmを視覚的に判断することも困難です。
そこで当院では顎関節症やその予備軍、歯並びが悪く矯正治療や複合的な治療が必要な方、咬合性外傷
に対しては動画に示したデジタル機器を用いた顎機能検査を実施して、
精密な噛み合わせの診断のもと治療計画を立てています
健康寿命を長く保つ為にも
糖尿病悪化予防の為にも
噛み合わせが悪いな、噛みにくいな、入れ歯が合わず食べにくな、顎がカクカクするな
などの症状がある方は、早期の治療か、診察をお勧めします。
監修者情報
諸隈歯科医院
院長・歯学博士
- 略歴
- 日本大学歯学部卒業。同大学大学院歯学研究科修了後、専修医を経て2014年より諸隈歯科医院に勤務。2017年院長就任。再生医療認定医。千葉市稲毛区黒砂にて地域診療に従事。
- 専門分野
- インプラント、補綴治療(被せ物・入れ歯)、咬み合わせ、根管治療、矯正歯科など、機能回復を重視した総合歯科治療。顕微鏡やデジタル印象などの設備体制のもと、再治療を繰り返さない治療を目指す。
- 資格・所属
- 日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医/日本口腔インプラント学会 /日本歯内療法学会 ほか。日本再生医療学会 再生医療認定医 2016年取得。
- 診療方針
- 「できる限り歯を残すこと」「しっかり噛める状態を回復すること」「その場しのぎで終わらせないこと」を大切にしています。初診時の説明から治療後のメンテナンスまで一貫して向き合い、長期的に安定する治療計画を重視しています。
- 患者様へのメッセージ
- 本ブログでは、千葉市・西千葉・みどり台周辺で歯科医院をお探しの方を中心に、診療現場で実際に多いご相談内容をもとに、治療の選択肢やそれぞれの利点・注意点を整理しています。専門的な内容も、できるだけわかりやすく、誇張なくお伝えすることを心がけています。「本当にこの治療でよいのか」「他の方法はないのか」と迷われた際は、一人で抱え込まずご相談ください。地域のかかりつけ歯科として、丁寧な説明と納得のうえで治療を選んでいただくことを大切にしています。
