Blog
ブログ
歯周組織再生療法
昨今の医療では単に病気を治すだけでなく、失われてしまった組織を再生させる再生療法が医科歯科共に行われています。
歯科の分野で昔から行われている再生療法が「歯周組織再生療法」です。
歯を支える歯周組織の一部である歯槽骨が歯周病によって失われてしまった時に、
人工骨と薬剤を用いて再生させることが出来ます。
こちらは術前のレントゲン写真です。

レントゲンは硬いものほど白く写ってくる性質がありますが、
この歯は歯の周囲の骨が溶けてしまい、代わりに歯の周りに歯石が沈着しています。
人工骨とエムドゲインを用いて歯周組織再生療法を施し、一年半後の写真がこちらです。

歯周病によって失われた骨は再生し、支える骨が無くなりかけ揺れていた歯は、ガッチリとした骨に支えられ健康な状態を維持できています。
歯周病は痛みをあまり感じないまま病態が進行する慢性疾患です。
歯周病によって心筋梗塞・早産・糖尿病の悪化・インフレエンザにかかりやすくなる・誤嚥性肺炎のリスク上昇など二次的にその他の病態を悪化させる可能性も指摘されています。
お口の健康から全身の健康へ、歯周病の早期発見・早期治療を心がけてください。
全ては患者さんの笑顔のために!
監修者情報
諸隈歯科医院
院長・歯学博士
諸隈 正和
Masakazu Morokuma / DDS PhD
- 略歴
- 日本大学歯学部卒業。同大学大学院歯学研究科修了後、専修医を経て2014年より諸隈歯科医院に勤務。2017年院長就任。再生医療認定医。千葉市稲毛区黒砂にて地域診療に従事。
- 専門分野
- インプラント、補綴治療(被せ物・入れ歯)、咬み合わせ、根管治療、矯正歯科など、機能回復を重視した総合歯科治療。顕微鏡やデジタル印象などの設備体制のもと、再治療を繰り返さない治療を目指す。
- 資格・所属
- 日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医/日本口腔インプラント学会 /日本歯内療法学会 ほか。日本再生医療学会 再生医療認定医 2016年取得。
- 診療方針
- 「できる限り歯を残すこと」「しっかり噛める状態を回復すること」「その場しのぎで終わらせないこと」を大切にしています。初診時の説明から治療後のメンテナンスまで一貫して向き合い、長期的に安定する治療計画を重視しています。
- 患者様へのメッセージ
- 本ブログでは、千葉市・西千葉・みどり台周辺で歯科医院をお探しの方を中心に、診療現場で実際に多いご相談内容をもとに、治療の選択肢やそれぞれの利点・注意点を整理しています。専門的な内容も、できるだけわかりやすく、誇張なくお伝えすることを心がけています。「本当にこの治療でよいのか」「他の方法はないのか」と迷われた際は、一人で抱え込まずご相談ください。地域のかかりつけ歯科として、丁寧な説明と納得のうえで治療を選んでいただくことを大切にしています。
