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当院が先代からインプラントに取り組み始めて30年、現在も様々な技術革新が日々開発・発表されています。
そんなインプラント治療ですが、治療を成功させる秘訣は術前の診断と術後感染のコントロールです。
今回はインプラントを成功させる秘訣を紹介します。
インプラントの生存率は25年で95%とも言われており高い成功率を維持していますが、人生100年時代に突入しつつあるため、
個人的にはインプラントの適応年齢は40代後半から70代前半かなと思っています。
しかし、インプラントが必要な部位は骨が痩せてしまっている場合が多く、
インプラント治療自体は難しくありませんが、インプラントを支える骨のボリュームが少ないと難易度が上がるケースがほとんでです。
こちらの患者様はそんな骨のボリュームが減ってしまったケースで、インプラントを支える骨はギリギリあるのですが的確な位置にインプラントを配置しないといけません。
そんな時に役立つのはCT診断から作製したサージカルガイドです。
CT診断で的確な診断を行い、サージカルガイドでピンポイントでインプラントを配置していきます。
骨が少ないので骨を増やす材料をインプラント周辺に配置し、骨のボリュームも人為的に増やしてインプラントの安定を測ります。
インプラントの周りをおおうモヤモヤが人工骨です。
術後の痛みは若干ありますが経過良好です。
当院では歯が無くなった時の選択肢として、インプラントは快適に食事をするための第一選択だと考えていますが、治療成功の秘訣は、術前の的確な診査診断だと考えています。
そして手術を行う人の技術・精神面・診断力。
そのため、日々我々は技術だけでなく、診る目を鍛える必要があると思います。
全ては患者さんの笑顔のために!