小児歯科
Pediatric dentistry
Pediatric dentistry
お口の機能は、小さい頃から正しいアプローチをすることが大切です。顎の成長は遺伝的要因もありますが、生活習慣などの環境要因によっても影響を受けます。正しい顎の成長は歯並びだけでなく、呼吸、姿勢、全身の健康にも関わりがあります。ある一定の年齢を超えた後も継続する指しゃぶり・口呼吸・舌習癖は悪習癖となり骨格の成長に影響をもたらす可能性があります。ご家族で成長に合わせたサポートをしてあげてください。
口腔内細菌の定着時期は1歳半から3歳までと言われています。これは乳歯が生え揃う期間と一致しています。この時期にむし歯菌や歯周病菌に感染すると、小さい頃からむし歯になりやすかったり、成人になった後に歯周病を発症してしまいます。食卓では食器を分ける、洗面所では歯ブラシを別の場所で管理するなどちょっとしたことでお子さんのお口の健康をサポートすることができます。
ブラッシングは最も大切な習慣といっても過言ではありません。フッ素塗布や歯磨き粉を使う前に、水歯ブラシ(歯磨き粉を使用しない歯ブラシ)で口腔衛生管理の徹底と歯磨き慣れをサポートしてあげてください。
矯正治療を考える時期は小学校低学年(7~9才)です。その時期になると前歯の永久歯が生えてくるため、その永久歯をもとに統計学的に骨格の大きさと歯の大きさのバランスを予測することが可能です。
当院では矯正の相談も随時受け付けていますのでお気軽にご相談ください。