予防歯科
Preventive dentistry
Preventive dentistry
歯垢1gに含まれる細菌数は腸内物質1gより多いと言われており、体の入り口と出口は最も細菌が多い部位です。当院は、治療より予防が何倍も重要と考えています。 歯を残す為の努力・お口の健康を守る為の努力は治療2割・予防8割だと思います。
治療前も治療後も予防歯科による手入れがうまくいかなければ口腔機能は必ず悪くなっていくでしょう。
しかも、実は予防歯科は経済的負担軽減にもつながります!
予防歯科では、むし歯や歯周病にかかった部位を定期的にクリーニングします。
当院で予防歯科にかかる費用は年間3万円前後です。
かかる費用を算出してみますと、10年経っても30万円、20年経っても60万円、歯を失った時にかかる費用と失った健康・歯の価値(100万円)と比較してみればその費用対効果がわかるはずです。
唾液検査が必要なのは、歯周病・むし歯など個々のリスクを化学的に知ることができ、セルフケアの際に必要なケア用品を患者個々で選択できることです。
最も肝心で大切な歯磨きです。
手入れがうまくいかなければ歯や歯茎は細菌が産生する酸や毒素で悪くなります。将来、歯がなくて食事に困ったり、歯を失ってインプラントや入れ歯にならないようにするには歯ブラシの寿命・持ち方・磨き方・適切な歯ブラシの
選び方(毛先の質など)を一から復習する必要があります。歯は28本ありますが、お口全体で歯を磨く場所140箇所もあります。
これらを徹底して綺麗にするには歯磨き粉・フロス・歯間ブラシ及びタフトブラシが必要となります。上手な歯磨きをマスターして効率的に歯を磨く習慣を身につけましょう。
最近の歯磨き粉は進化してきています。
ステイン予防・歯周病予防の歯磨き粉の成分・むし歯予防・歯間ブラシ用・用途に合わせたうがい薬など、歯科医院専売の口腔ケア用品を取り揃えています。唾液検査と合わせて体にあった口腔ケア用品をお勧めしています。
一度の治療時間を長くとることで、お帰りの際はお口の中の細菌が最小限でスッキリするようにしています。
部分的なクリーニングで数回通ってもらうより効率的で経済的です。例えば、洗車する時に洗車する部位を分けて数日かけて洗車はしませんよね?お口は一つです。一度にお口全体をクリーニングすることでクリーニングの効果が出ます。