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昔詰めた詰め物のキワから虫歯が進行してしまい、審美(見た目)を気にされている方が当院によく来院されます。
このかたもそんな一人です。
特に右上の前歯の虫歯が進行しています。
こんな時、虫歯の大きさによって、セラミック修復(ラミネートベニア、セラミッククラウン)、CR修復(プラスチック)が選択肢として挙げられます。
この場合、残存歯質量が多かったため、残った歯を極力削らないというコンセプトのもと、CR修復を選択されました。
CRには様々な種類があり、個々の歯の明度・彩度・色相によって色を選択する必要があります。
また、人間の視覚は明度に最も敏感であるため白黒写真でCRの色選択を行い材料を決めていきます。
今回はマジェスティーオペークA3、エステライトプロA1、A2、A3、エナメルA2、A3、クリアレジンを使用し充填を行いました。
充填直後で研磨前です。若干の凸凹を大げさに表現し、研磨で整えていきます。
研磨終了後の写真です。色艶が出て透明感のある歯になりました。
歯は食べるためにありますが、前歯は見た目のキレイさも生活の質に影響する時代になってきている気がします。