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お口の治療でトラブルの3大原因は
虫歯
歯周病
噛み合わせ(咬合)
だと考えています。
そこでお口の健康を保つために当院では
徹底した虫歯治療と予防管理
矯正治療による噛み合わせの改善
入れ歯やインプラントによる噛み合わせの回復
顎関節診断による顎関節治療
に注力しています。
話は変わりますが、
銀歯やセラミックなどの被せ物にどれほど精度の高いものを装着しても
歯周病や虫歯が原因の根管治療を必要とする根尖病巣に対する治療がうまく行われていなければ
再発率や予後不良の可能性が高くなってしまいます。
そのため感染根管治療は当院が最も注力している治療の一つです。
今回紹介する症例は根尖に炎症による透過像・不透過像を認めました。
その際、治療に使用する器具が歯の内部から出てきたため除去した症例です。
まずは写真左の右下奥歯から治療を開始しました。
ラバーダムを施し感染防止と防湿を行い
根管内の洗浄を行なっていきます。
ボロボロのガッタパーチャポイントを除去していきます。
洗浄していると中から茶色い粉が大量に出てくるので注意して見てみると
根管中央の狭窄部に金属のファイルを認めました。
洗浄と超音波により破折ファイルを除去しました。
最終的に再度洗浄と根管充填を行い根管治療を無事終えました。
今後も歯を残すため治療を継続していきます。