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インプラント学会で発表した内容の一部抜粋を紹介いたします。
まずは術前術後の比較写真をご覧ください。
治療期間:2年半
治療費:4,400,000円
口腔機能が回復したことで咀嚼機能が回復し健康状態を
良好に維持することができています。
このように全顎的に崩壊した口腔内を機能的に再建するには
徹底した歯周治療と緻密な咬合治療が求められます。
本ケースでは歯周病の状態は軽度であったため
咬合治療に重きを置きました。
特に骨格性3級といういわゆる受け口タイプであったため
奥歯にかかる咬合負担は大きくなる傾向があります。
再建治療に活用したインプラントも想像以上の力が加わると壊れてしまう可能性があるため
徹底した咬合分析と顎運動解析をzebrisを活用して行い、治療を進めていきました。
まずはが欠損した部分に対して
適切な位置にインプラントを配置していきます。
次に口腔内スキャナーにてインプラントの仮歯を設計します。
仮まで機能的な運動ができているか分析結果から客観的に再評価を行い
顎運動にも問題なく再建治療が行えていることを確認し
仮歯を最終的なセラミックに置き換えて治療終了です。
この様に全顎治療における咬合再構成には
緻密な分析を治療過程で行わなければなりません。
そのため治療期間が長くなる傾向にあります。
しかし、この様な体に対して大きな負担を伴う治療は、人生で一度きりだと思いますので
常に最新の歯科治療を応用してベストな治療を提供できるよう心がけております。
お口の健康についてお悩みの方はお気軽にご連絡ください。