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新年を迎えまして、もう2ヶ月が経ちました。
新年のご挨拶もブログを通じてしたかったのですが
日々慌ただしく過ごすなかで、時間ばかりが経ってしまっています。
そんな年明けですが、顎関節に違和感を感じておられる患者様が多く受診されています。
当院のHPを検索されて来院される方もいれば口コミで来院される方、セカンドオピニオンで来院される方さまざまです。
そこで今回は、どういった症状がある時に顎関節症で歯科を受診するべきか
また当院での診査から治療の流れまでを少しお伝えできたらと思います。
まず顎関節症の症状は大まかに5つ程あります。(日本顎関節学会参照)
1:顎,側頭部,耳の中あるいは耳前部の痛みがある
2:顎の運動あるいは咬む以外の非機能運動によって痛みの変化がある
3:顎の運動時に顎関節の雑音(クリック)を認める
4:痛みの部位が側頭筋あるいは咬筋に認める
5:痛みの変化があり,痛みが増大する場合だけではなく,痛みが減少したり,性状が変 わったりする場合もある
そして顎関節症の分類としては4つが挙げられます。(日本顎関節学会参照)
1:咀嚼筋痛障害(咬むための筋肉に痛みが出る)
2:顎関節痛障害
3:顎関節円板障害(関節円板と呼ばれる軟骨の位置異常や形態異常によるもの):復位性顎関節円板障害 非復位性顎関節円板障害の二種類がある。
4:変形性顎関節症
これらの病態に対して当院では歯科の診査を行います。
1:筋痛部位の触診
2:顎関節の位置のレントゲンによる把握と診査
3:暫定的な中心位と咬頭勘合位での顎位にて口腔内模型診査
4:zebris jow motion analysis を用いた顎機能検査
5:口腔内写真撮影
これら診査のもとで、顎位を改善するために
矯正治療を行うのか、歯を削って差し歯を被せていくのか、インプラントにて対応するのか、それともそれらを複数組み合わせた治療計画を実行するのかを判断していきます。
また、応急的な顎関節の脱臼については即日対応しております。
顎関節のことや噛み合わせのことでお悩みの方は一度お問い合わせください。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。