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歯科医院で抜歯を勧められる事は、よくあります。
では抜歯をどのような基準で判断しているのか。
以下は
諸隈歯科医院が抜歯の際に採用している
抜歯判定基準です。
引用文献;Gustavo Avila, Pablo Galindo-Moreno, Stephen Soehren, Carl E. Misch, Thiago Morelli, and Hom-Lay Wang. A novel decision-making process for tooth retention or extraction. Journal of Periodontology 2009 80(3):476-91
各項目に緑と黄色と赤の判定があって
赤3つ以上 or 赤2つ・黄色2つ以上:抜歯推奨
赤2つ・黄色1つ or 赤1つ・黄色3つ以上 or 黄色4つ:抜歯検討
赤1つ・黄色2つ以上 or 黄色3つ:歯の治療が適当だが、予後不良であれば抜歯推奨
黄色2つ:歯のメインテナンスが妥協案とされる
全て緑 or 黄色1つ:歯の保存を推奨される
最終的には治療の術式や患者さん個々の状態に応じて検討し判断しますが
明確な基準があると歯科医師も判断しやすいですし
患者さんも受け入れやすいと思います。
ただし、治療計画に応じて抜歯判定は大きく変わる可能性もありますので
抜歯せず歯を残す方法があるか
最終的に歯科医師と相談してから抜歯処置を受けるにしましょう。