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歯科用顕微鏡を導入してから4ヶ月経ちましたが
細部まで見える事が如何に重要か痛感させられます。
今回もそんな一症例です。
当院ではメタルインレーと呼ばれる金属の詰め物が虫歯などで悪くなったり
古くなってきたときはコンポジットレジン(プラスチック)による修復を勧めています。
以下はその典型です。
金属を除去した後、ここに何を詰めていくべきか。
従来は金属が一般的ですが、歯を多少削り込まないといけません。
プラスチックは残っている歯を傷めず修復・再現することが可能です。
強度面で若干の不安があるともいわれますが、残存歯質量が多く、あまり不可逆的治療をすることに抵抗がある方に勧めています。
隣り合う歯との境からプラスチックを詰めていきます。
この隔壁(かくへき)という作業は歯を形作る上で大切な作業で
マトリックスと呼ばれる金属のシート(デンツプライシロナ社)は
解剖学的な形態をしているので非常に愛用しています。
処置後の写真です。
手前がセラミック、奥がプラスチックで今回治療した歯です。
非常に審美的で艶やかな歯が作れたと思います。
全ては患者さんの笑顔のために!