小児矯正は骨格の成長発育に合わせて治療を行う場合があります。
成人矯正と異なる点は抜歯の有無です。
歯のサイズと骨格のサイズにズレが生じている成人とは違い
小児では歯のサイズに合わせて骨格の成長をコントロールできる場合があるため
抜歯を回避できる可能性があります。
対象年齢は
上顎の歯並びは10歳から12歳前後
下顎は12歳から16歳前後を目安としています。
性差や個人差もあるため全ての方が抜歯を回避できるわけではありませんが
一度精密検査を行いその判断を行います。
下記の患者さんは上顎の歯列不正と上顎の劣成長が認められましたが
早期に矯正治療に取り組んだことで改善を認めます。