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現在、諸隈歯科医院での仕事の大半は、保存歯科と呼ばれる歯を残す治療がほとんどです。
もともと私の専門は、歯を失った方に対して、補綴と呼ばれる入れ歯やインプラント、セラミックといった人工物を製作する事で、お口の健康を回復させることを最も得意としてます。
そして、これまで日本で学べる様々な補綴学について取り組んできました。
それらを日々患者さんに還元しています。
しかし、日本の歯科学では北米系の流れをくんでいるのか、くんでいないのか、ドイツなどのヨーロッパ系の歯科医学の知識に関してはあまり入ってきていないように感じることがあります。(特に補綴や咬合関係)
その中でもテレスコープデンチャーと呼ばれる特殊な義歯は、一時期日本で持て囃されたのですが断片的な知識しか入って来なかったためか、トラブルが頻発し、現在では一部の先生を覗き、あまり行われない治療となっています。
特に、インプラントによって歯の再建が可能となった現在、テレスコープデンチャーを扱える先生は限られています。
私は、「どうしてもインプラントをしたくない」「インプラントでは対応が難しい」等のニーズに対して、テレスコープデンチャーは、それらの問題点を解決する糸口になると考え、今回末広町の稲葉歯科医院で開催されているIPSGのデンチャーコースを受講してきました。
実習・抗議・技工などのデモを通じて、多くの気付きを得る事ができました。
あとは患者さんに還元するだけです!!
すべては患者さんの笑顔の為に。。