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虫歯の治療を始めたら、虫歯が大きくて神経を取らないといけないと言われたことありませんか?
しかし、安易に歯の神経を抜いたらいけません。
歯の神経を抜くことには、以下の問題が伴います。
1:歯を削る量が増える
2:神経がなくなることで歯の異常に気づきにくくなる
3:歯の変色が起こる
4:治療上歯を削る量が大きくなる
5:結果的に歯の寿命を縮めることになる
そこで、諸隈歯科医院では極力歯の神経を温存することを目指しています。
メリットは上記に挙げたことと、真逆になります。
もちろん
適応症がありますので、全手の患者さんに行える治療ではありません。
こちらの患者さんは虫歯の治療を行なっている最中に神経まで虫歯が進行していたため断髄にて神経の温存を試みた方です。
虫歯を除去している時に神経が露出します。(赤い点)
感染していると思われる組織を取り除きます。
露出した神経をMTAセメントにて直接覆髄します。
セメントは48時間で硬化します。
最後はCR(プラスチック)にて修復します。
プラスチックは強度はそれほど強くないですが、歯を削る量が最小限に抑えられ、審美的に良好というメリットがあります。
以下の写真、修復した部分がどこかわかりますか?
答えは右から二番目の歯になります。
常に私自身が受けたい治療を患者さんにも施せるよう、日々修行しています!
全ては患者さんの笑顔のために!!