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インプラント治療は大変快適な食生活を患者さんに提供してくれる治療方法の一つです。
しかし、長年歯の欠損を放置してしまうと骨が痩せてしまい
そのままの状態ではインプラント治療が施せません。
そこで必要なのがサイナスリフトです。
サイナスリフトとは上顎の骨が痩せてしまった患者さんに対して
上顎洞の骨造成を行いインプラント治療を可能とします。
まずは今回、骨が痩せている患者さんに対して
サイナスリフトによる上顎洞の骨造成処置を施しました。
今後6か月から10か月待機後にインプラントを埋入予定です。
骨補填剤は炭酸アパタイトを成分とする「サイトランス グラニュール」でした。
超音波にて骨を削っていきます。
骨を剥離し、シュナイダーメンブレンを露出させます。
処置中に呼吸に合わせてシュナイダーメンブレンが上下どうするか確認し
メンブレンの穿孔が起きていないか確認します。
サイトランスグラニュールの充填をします。
コラーゲンメンブレンで覆って縫合して終了です。
左右合わせて行いましたが処置時間は60分でした。
患者さんの負担も軽く術後のレントゲン画像は問題ありません。